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マンションの防水工事は今やるべき?工事を行なうべきタイミングや工事の種類を解説! 

  • 2025年12月18日
  • 2025年12月24日
マンションの防水工事は今やるべき?工事を行なうべきタイミングや工事の種類を解説! 

自身の所有しているマンションで、ひび割れや天井部分のシミが目立ってきたけど、防水工事をやるべきか迷っていませんか? 

じつは、建物内部へ水が浸入するのを防ぐ防水層の劣化は目に見えにくく、気づいた頃には構造部へ水が到達してしまうケースもあります。そのため、タイミングを見極めて防水工事を行なうことが大切です。 

また、マンションの防水工事は、雨漏り防止だけでなく建物全体の寿命や資産価値を守るために欠かせない工事です。本記事では、防水工事の重要性や行なうタイミングについて、具体的な理由と事例を交えて解説します。 

1.マンションの防水工事はなぜ大切なのか?必要な理由と劣化による影響 

※イメージ

マンションの防水工事は、建物の健全な状態を維持するために必要な工事です。一方で、すぐに被害が出にくいため、今するべきか判断に悩む工事でもあります。 

しかし、防水層の劣化は目に見えにくく、気づいた頃には構造部へ水が到達してしまうケースもあるので、素早い対応が必要です。 

1-1.マンションの防水工事は水漏れの予防だけでなく資産価値を保つのに必要 

※イメージ写真

マンションやビルにおける防水工事は、建物内部への水の侵入を防いで、雨漏りから守るために大切な工事です。防水層が劣化すると雨水が建物内部へ浸入し、さまざまな部分の脆弱化を招きます。その際の症状として挙げられるのが 

・屋根の劣化や破損 
・外壁のひび割れやシーリング劣化 
・天井・壁紙に現れる湿気 

などです。 

防水工事には寿命があり、工法によって違いはありますが約10~25年程度とされています。とくに、屋上スペースとして活用されることの多いマンションの屋根は、雨水がたまりやすい構造です。 

また、外壁タイルのマンションなら、タイル目地やシーリング(すき間を埋めるゴムのような材料)の劣化部分から雨水が回り込みやすく、表面に問題がなくても内部で劣化が進行することがあります。そのため、劣化が進みやすく、早めの防水工事が必要です。 

※イメージ

防水工事を行なうと建物寿命の延伸ができ、資産価値の維持にもつながります。当社は、これまで多くの外壁塗装や防水工事を手がけてきましたが、早期対応ほど工事規模は小さく、コストも抑えられる傾向があります。 

1-2.防水工事をしないとさまざまな悪影響がでる 

防水工事を行わずに防水層の劣化を放置したままにしていると、住環境の悪化や大規模修繕費の増加など、さまざまな悪影響が発生します。 

防水層のひび割れや浮きから侵入した水は 

・カビや腐食の発生 
・雨漏り 
・修繕費用の増加 

などの原因となり、あなたや住民の満足度低下につながりかねません。 

さらに、雨漏りが室内に達すると、入居者に健康被害を訴えられるケースもあります。長期保有するマンションでは、防水劣化は資産価値の低下に直結する重大な問題です。 

また、劣化を放置していると、防水工事の際にかかる修繕費用が高額となる点にも注意が必要です。 

たとえば、防水層の表面を守るトップコート部分が劣化しているのを放置していると、内部の防水層まで劣化してしまいます。そうなると、大規模な工事が必要となり結果的に費用もかさむため、早期の対策が必要です。 

2.マンションの防水工事は主に4種類!各特徴とメリットを解説 

マンションの防水工事には、建物の形状・下地・使用環境に応じて4種類の工法があります。本章では、それぞれの特徴やメリットを解説しますので、防水工事を依頼する際の参考にしてみてください。 

なお、当社では屋上やバルコニーなどさまざまな条件に対応し、建物に適した工法をご提案しています。 

2-1.コストパフォーマンスが高くひび割れに強い「ウレタン防水」 

※イメージ写真

ウレタン防水は、ウレタン樹脂を複数回塗って水を通さない防水層を形成する工法。柔軟性と施工性に優れ、マンションで多く採用されている防水工事です。 

伸縮性が高くひび割れに強いため、躯体が動きやすいベランダやバルコニーをはじめ屋外の平らな面に適用できます。さらに、仕上がりに継ぎ目ができないので、漏水や剥がれのリスクが少ないのもメリットです。 

耐用年数は10〜12年程度で、防水層を保護するため表面塗装の塗り直しを5年ごとに行ないます。 
また、比較的安価で施工できる点もポイント。次の塗り替え時も費用を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れた工法です。 費用は1㎡あたり9,000円前後〜が相場です。

2-2.迅速な施工ができ長持ちする「シート防水」 

※イメージ写真

シート状の防水層を使用して行なう工法で、素材には塩ビや加硫ゴム系などを使用しています。 

シート防水の特徴は、高い耐久性能による寿命の長さです。塩ビ製のシートを使用した場合の耐用年数は13〜15年あり、費用は1㎡あたり11,000円前後〜が相場です。長期的な投資として役立ちます。 

また、取り付けが容易で経験の差が出にくいため、品質が安定する点もメリット。迅速に施工ができ、約4日の短い工期で作業が終わります。メンテナンスも容易で、将来的な維持管理の負担を軽減することも可能です。 

工法には、専用の接着剤を使って防水シートを貼る接着工法と、専用の機械を使いシート貼りを行なう機械的工法があります。 

 

2-3高い防水性を求める場所には「アスファルト防水」

※イメージ写真

アスファルト防水は高い防水性能を誇る工法で、マンションやアパートの屋上など、広い範囲の防水工事に向いています。理由は、アスファルトを積み重ねて防水層を形成するため、雨水を通さない強固な層を作れるからです。 

さらに、アスファルトは耐熱性や耐寒性に優れているため、過酷な環境下でも劣化しにくいのがメリットです。アスファルト工法は、主に3種類あります。 

工法 特徴 
熱工法 溶かしたアスファルトとアスファルトルーフィングシートを重ねる方法で、高い防水性と耐久性がある一方、工事で煙やニオイが発生します。 
冷工法  熱を使用せずに防水層を形成するため、ニオイの発生がなく安全性にも優れた工法です。  
トーチ工法 トーチバーナーを使い、専用シートの裏面を炙りながら張り付けや張り重ねを行なう工法。密着力が高く隙間のない施工を行えるので、施工不良を起こしにくいのがメリットです。  

また、広範囲の施工に適しているため、マンションやビルの屋上などに防水工事を行なう際役立ちます。さらに、耐用年数が15~25年と長く、メンテナンスの手間を抑えられるのはうれしいポイントです。費用は1㎡あたり8000円前後〜が相場となっています。 

2-4.軽量で強度と耐候性に優れた「FRP防水」 

FRP防水は、軽量で強度が非常に高く、仕上がりの美しさが特徴です。強化プラスチックとも呼ばれる素材で、ガラス繊維と樹脂を組み合わせて構成しています。 

住宅の浴室にも使われる耐水性の高さを有しており、水の浸入を抑えられるのがメリット。さらに、優れた耐候性や耐久性もあるため、長期的に安定した効果を期待できます。そのため、使用箇所にもよりますが、耐用年数は10年から25年と長持ちする工法です。 

また、仕上がりの美しさから、デザイン性を重視したい方にもおすすめ。マンションの屋上だけでなく、ベランダやバルコニーなど幅広い場所に適用できます。 

防水工事をする際は、各層をしっかりと乾燥させる必要がありますが、硬化までの時間が短く工期は1〜2日と早めです。 

一方で、費用は1㎡あたり13,000円と高い点や、塩化ビニル系のシート防水と違いトップコートの塗り替えが必要といったデメリットがありますが、防水性能は優秀です。 

弊社が運営する外装工事ブランド「プロタイムズ」の旭川店様の事例:施工事例を見る 

3.マンションで防水工事をする際の選び方

※イメージ

一口にマンションの防水工事といっても、施工する場所や環境によって適した工法が変わってきます。さらに、運用するうえでは、耐久性とコストのバランスも大切な要素です。 

3-1.防水工事を行なう場所に応じて選ぶ 

マンションの防水工事を行なう際は、使用する場所ごとの特性を正しく理解し、水の浸入リスクを考慮したうえで適切な工法選びが大切です。 

なぜなら、屋上やバルコニーなど建物の各箇所によって、受けるダメージや浸水リスクが異なるからです。そのため、浸入リスクをしっかりと評価し、適切な防水素材を使った工法を選定してみてください。 

たとえば、屋上は一年中強い紫外線を受けるため、耐候性の高いシート防水が向いています。一方で、バルコニーは複雑な形状をしていたり設備を設置したりする場合が多く、液状で施工できるウレタン防水がおすすめです。 

このように、防水工事を行なう際は、どこに使うのかによって材料や下地を選び、建物に適した工法を採用してみてください。 

もし、判断に迷った場合は、該当箇所の写真を撮って専門業者に相談するのもおすすめ。費用や工期、保証内容なども聞いておくと安心です。 

3-2.耐久性とコストのバランスを考えた防水工事を選ぶ 

防水工事を行なう際は、あなたの予算をふまえたうえで耐久性とコストのバランスを考えた選択が大切です。 

工事の際に使用する防水材は、種類によって耐用年数や単価が大きく変わります。 

たとえば、FRP防水は単価が1㎡あたり約13,000円で、ほかの防水工事と比べてやや高く初期費用がかかりますが、条件が合えば耐用年数は10〜25年程度と、高い耐久性や耐候性が期待できます。 

一方、初期費用をやすく抑えられるウレタン防水は単価が1㎡あたり9,000円と安価ですが、耐用年数は10年から12年程度と短めです。さらに、トップコートという表面の塗装を塗り直す工事を、5年に1度程度行なうことが推奨されており、ランニングコストがかかります。 

そのため、防水工事を検討する際は 

・初期費用 
・ランニングコスト 
・耐用年数 
・メンテナンス頻度 

を含めた、総額で比べることがポイントです。当社では防水工事の相談をはじめ、現地調査や見積もりまで無料で行っております。気になる工法があればお気軽に相談をして、あなたのマンションにとって最適な工事を選んでみてください。 

4.マンションの防水工事を検討するタイミングは? 

マンションの安全性や資産価値を維持するためには、適切なタイミングでの防水工事が欠かせません。しかし、施工を必要とする症状が分からなければ判断できないものです。 

本章では、あなたのマンションに防水工事を行なうべきか判断するためのタイミングを紹介します。 

4-1.マンションの防水工事が必要になる劣化のサイン 

マンションの防水工事をするタイミングを見極めるためには、劣化のサインを素早く見つけることが重要です。 

劣化した状態を放置したままにすると状況は悪化していき、安全性が損なわれるだけでなく施工費用も高くなります。 

防水層は紫外線や雨風を受けて少しずつ劣化しますが、初期段階では目立った変化を発見しにくいため、気づいた頃には内部まで水が浸入しているケースがあります。 

状況を悪化させないためにも、チェックしておきたいポイントとして 

・ひび割れや剥がれに注目 
・水漏れの兆候を確認 
・変色やカビの発生度合い 

が挙げられます。 

ひび割れや剥がれは、防水層の劣化が進むと出る症状で、早急に対処が必要です。たとえば、バルコニーにひびが入った程度でも放置すると、雨水が下地へ浸透し、内部不良を起こす可能性があります。 

水漏れも、建物の劣化を急速に進める原因なので、早急な対応が必要。天井の染みや壁の膨らみ、室内のカビ臭いにおいなどが起こっていると、マンションの資産価値や寿命を大きく損ねます。

ご自身で判断するのはなかなか難しいと思われますので、弊社アステックペイントでは無料の現場調査診断を実施しております。工事はしなくとも、診断だけのご相談でも大歓迎ですので、ぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

マンションの防水工事は、建物の健康を守るだけでなく資産価値を維持する点でも必要です。工法の種類は多いですが、適切に選ぶことで長く良好な状態を保てます。また、早めのタイミングで防水工事を行なうと、費用を抑えられてマンションの寿命も延びます。 

当社では塗料メーカーとして多くの診断写真を見てきた経験から、あなたのマンションに合った種類の施工方法を提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。 

運営会社

株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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