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アパート外壁塗装の費用はいくら?相場を知るための正しい方法と費用の内訳

  • 2025年12月23日
  • 2025年12月23日
アパート外壁塗装の費用はいくら?相場を知るための正しい方法と費用の内訳

「アパートの外壁塗装、だいたいいくらくらいかかるの?」

このようなご質問をよくいただきますが、実は物件の状態と、それを取り巻く環境によって費用が大きく変わるのが実情です。

アパートの経営をする上で、建物の経年劣化にはいずれ必ず向き合わなければならない時が来ます。劣化を放置すると、資産としての価値が下がるだけでなく、入居者の退去リスクにも繋がってしまう恐れがあります。

そのような事態を避けるために、建物の美観刷新と長寿命化が同時に叶う外壁塗装は欠かせないメンテナンスです。

とはいえ、”費用”は1番気になるポイントですよね。

  • 「アパートの外壁塗装には、どのくらいの費用がかかるのだろう?」
  • 「ネットで調べても、情報がバラバラで分からない…」
  • 「正確な費用を知るにはどうすればいいの?」

このような疑問をお持ちの方も多いと思います。

目次

【結論】費用を知りたいなら、物件の所在エリアで信頼できる業者から見積もりを取るのが最も確実です

なぜなら、アパートの外壁塗装費用は、

  • 物件の規模や形状 → 施工面積や足場の組み方で価格が変動
  • 立地環境 → 資材や材料の輸送コストなどが変動
  • 気候条件 → 湿気によるカビ対策や塩害による錆対策などで塗料グレードが変動
  • 建物の劣化状況 → 塗装の前に必要な補修にかかる費用が変動
  • 使用する塗料のグレード → 塗料の種類や性能によって費用が変動

など、様々な要因が複雑に絡み合って決まるためです。

そのため、最も正確で早い方法は、物件の所在エリアで信頼できる業者に現地調査をしてもらい、見積もりを取ることです。

ここで重要なのが、「物件の所在エリアで」という点です。いくら信頼できる業者であっても、対応エリア外の物件には対応できません。そのため、物件がある地域で実績のある業者を探す必要があります。

「見積もりを取ったら、その場で契約を迫られるのでは…」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、優良な施工店であれば、見積もりを取ったからといって強引に工事を迫るようなことは基本的にありません。

少なくともアステックペイントでは、見積もりのみのご相談も大歓迎です。まずは費用を把握したい、複数社で比較検討したいという方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。


この記事では、

  • なぜ”見積もりを取ること”が最も確実なのか
  • 費用を左右する条件とは何か
  • 参考データとして、国土交通省の情報をもとにした費用のイメージ
  • 外壁塗装費用の内訳と、見積書でチェックすべきポイント

について、詳しく解説します。

この記事を読むことで、アパート外壁塗装の費用についての正しい理解が得られ、信頼できる業者を選ぶための判断基準も身につきます。

ぜひ最後までご覧ください。

1. アパート外壁塗装の費用を正確に知るには?

1-1. “見積もりを取る”ことが最も確実な理由

繰り返しにはなりますが、
アパート外壁塗装の費用を正確に知るには、実際に業者から見積もりを取ることが最も確実です。なぜなら、外壁塗装の費用は、以下のような多くの条件によって大きく変動するためです。

  • 建物の規模(延べ床面積、階数、外壁面積)
  • 建物の形状(凹凸が多いと施工面積が増える)
  • 劣化状況(ひび割れや剥がれの程度)
  • 使用する塗料のグレード(ウレタン、シリコン、フッ素、無機など)
  • 立地環境(海沿い、幹線道路沿いなど)
  • 地域の気候条件(寒冷地、多雨地域など)

これらの条件が複雑に絡み合うため、一律の相場というものは存在しません。

例えば、延べ床面積が同じ300㎡のアパートでも、

  • 建物の形状が複雑で施工面積が多い場合
  • 劣化が激しく、大規模な補修が必要な場合
  • 高グレードの塗料を使用する場合
  • 海沿いで塩害対策が必要な場合

これらの条件が重なれば、費用は大きく跳ね上がります。

逆に、

  • シンプルな形状の建物
  • 劣化が軽微で補修が少ない場合
  • 標準的なグレードの塗料を使用する場合

このような条件であれば、費用は抑えられます。

つまり、ネット上の相場情報は、あくまで参考程度にとどめるべきで、正確な費用を知るには、現地調査を含めた見積もりが不可欠なのです。

1-2. アステックペイントなら、全国どのエリアでも対応可能

とはいえ、

「どの業者に見積もりを依頼すればいいか分からない…」
「信頼できる業者を探すのが大変…」

と感じる方もいらっしゃるでしょう。そんな時は、ぜひ私たちアステックペイントにご相談ください。

アステックペイントは、全国約3,700社の認定施工店ネットワークを持つ建築塗料メーカーです。どのエリアの物件でも、お近くの信頼できる認定施工店をご紹介し、現地調査から最適なプランのご提案まで、丁寧にサポートいたします。

また、アステックペイントの塗料は、遮熱性能低汚染性能に優れた高品質な製品を多数取り揃えており、物件の資産価値向上にも貢献します。

※全国の認定施工店が、現地調査から最適なプランのご提案まで、丁寧にサポートいたします

1-3. 信頼できる業者を見極める5つのポイント

見積もりを取る際は、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。

以下の5つのポイントを参考にして、業者を見極めましょう。

ポイント1:過去の施工実績が豊富か

アパートやマンションなど、集合住宅の施工実績が豊富な業者を選びましょう。実績が豊富な業者は、入居者への配慮や、効率的な工事の進め方を熟知しています。ホームページや資料で施工事例を確認するとよいでしょう。

ポイント2:使用する塗料のメーカーとグレードを明示しているか

見積書に、塗料のメーカー名商品名が明記されているかを確認しましょう。「シリコン塗料」とだけ書かれている場合は、具体的な商品名を尋ねてください。塗料のグレードによって、耐久性や費用が大きく変わります。

ポイント3:現地調査をしっかり行うか

現地調査を省略して、概算見積もりだけを出す業者は避けましょう。建物の劣化状況や施工面積を正確に把握せずに見積もりを出すと、後から追加費用が発生する可能性があります。信頼できる業者は、必ず現地調査を行い、詳細な見積もりを提示します。

ポイント4:アフターフォロー体制が整っているか

外壁塗装は、施工後のアフターフォローも重要です。保証内容定期点検の有無を確認しましょう。アステックペイントの認定施工店では、施工後のサポート体制も充実しています。

ポイント5:極端に安い見積もりや大幅な値引きをしていないか

極端に安い見積もり大幅な値引きを提示する業者には注意が必要です。手抜き工事や、低品質な塗料を使用している可能性があります。適正価格で、丁寧な施工を行う業者を選びましょう。

これらのポイントを押さえることで、信頼できる業者を見極めることができます。アステックペイントでは、これらの基準を満たした認定施工店のみと提携していますので、安心してご相談ください。

2. アパート外壁塗装の費用を左右する条件

前章で、”見積もりを取ることが最も確実”とお伝えしましたが、「そもそも費用は何で決まるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。ここでは、アパート外壁塗装の費用を左右する主な条件について、詳しく解説します。

2-1. 物件の規模や形状

外壁塗装の費用は、施工面積によって大きく変わります。

施工面積とは、実際に塗装を行う外壁の面積のことで、これは延べ床面積とは異なります。一般的に、外壁面積は延べ床面積の約1.2~1.5倍程度と言われていますが、建物の形状によって大きく変動しますので、正確な施工面積は現場調査の際に業者に算出してもらい、説明を受けるのがベストです。

例えば、

  • 凹凸が多い建物バルコニーが多い建物は、施工面積が増える
  • シンプルな箱型の建物は、施工面積が少なくなる

という特徴があります。

また、階数が高い建物は、足場の設置費用が高くなる傾向があります。そのため、同じ延べ床面積の建物でも、形状や階数によって費用は大きく変わるのです。

2-2. 立地環境

建物が立地する環境も、費用に影響します。

例えば、

  • 海沿いの物件は、塩害対策が必要になるため、特殊な塗料や工程が必要になり、費用が高くなる
  • 幹線道路沿いの物件は、排気ガスや粉塵による汚れが多いため、汚れにくい高性能な塗料を使用することで、長期的なメンテナンスコストを抑えられる

このように、立地環境に応じた対策を行うことで、建物の劣化を防ぎ、長寿命化を図ることができます。

2-3. 気候条件

地域の気候条件も、費用を左右する要素です。

例えば、

  • 寒冷地では、凍害対策が必要になる場合があり、特殊な塗料や工法が求められる
  • 多雨地域では、防水性能が高い塗料を選ぶことで、建物の劣化を防ぐことができる

また、冬季や梅雨時期は施工が難しくなるため、工期が延びることで費用が増える場合もあります。

気候条件に応じた最適な塗料と施工時期を選ぶことが、費用対効果を高めるポイントです。

2-4. 建物の劣化状況

建物の劣化が激しい場合、補修費用が大幅に増えることがあります。

例えば、

  • ひび割れが多い場合は、シーリング材での補修が必要
  • 外壁材の剥がれがある場合は、部分的な張り替えが必要
  • 鉄部の錆が進行している場合は、錆止め処理が必要

これらの補修作業は、劣化の程度によって費用が大きく変動します。

定期的なメンテナンスを行うことで、大規模な補修を避け、長期的なコストを抑えることができます。

このように、アパート外壁塗装の費用は、さまざまな条件によって大きく変動します。だからこそ、正確な費用を知るには、現地調査を含めた見積もりが不可欠なのです。

3. 国土交通省のデータから見る費用のイメージ

ここまで、費用を左右する条件について詳しく解説してきました。

次に、実際の費用はどのくらいなのか?について、国土交通省が公表している参考データをもとに、大まかなイメージをご紹介します。ただし、これはあくまで参考値であり、前章で解説した通り、実際の費用は物件ごとに大きく異なります。

国土交通省「建築物修繕措置判定手法」による参考データ

建築物の修繕に関する参考資料として、国土交通省が出している実際の外壁塗装費用事例をチェックしてみましょう。 
令和3年3月に出された国土交通省住宅局「民間賃貸住宅における計画修繕のための事例集(追補版)」によると、次のような事例が記載されています。 

物件の所在地と仕様 費用 
東京都
木造2階建て 
延床面積:151.53㎡ 
屋根:スレート・コロニアル葺き 
外壁:サイディング 
1K6戸 
築11年目の塗装(平成21年施工):109万円
(屋根・屋上・足場工事などの合算) 
築20年目の塗装(平成30年施工):198万円
(屋根・屋上・足場・補修・防蟻工事などの合算) 
東京都 
木造2階建て 
延床面積:256.49㎡ 
屋根:アスファルトシングル葺き 
外壁:サイディング 
1K8戸 
築13年目の塗装(平成23年施工):245万円
(屋根・屋上・バルコニー・足場工事などの合算) 
埼玉県 
軽量鉄骨2階建て 
延床面積:418.86㎡ 
屋根:スレート・コロニアル葺き 
外壁:サイディング 
3DK8戸 
築26年目の塗装(令和元年施工):219万円
(屋根・屋上・外壁などの合算) 
福岡県 
木造2階建て 
延床面積:160.64㎡ 
屋根:鋼板・ガルバリウム鋼板葺き 
外壁:サイディング 
1K5戸 
築12年目の塗装(令和元年施工):271万円
(屋根・屋上・外壁・足場工事などの合算) 
福岡県 
木造2階建て 
延床面積:161.48㎡ 
屋根:鋼板・ガルバリウム鋼板葺き 
外壁:サイディング 
1K4戸+1LDK1戸 
築11年目の塗装(平成21年施工):240万円
(外壁・足場などの合算) 

上記データから見える費用のポイント

国土交通省のデータを見ると、以下のような傾向が読み取れます。

ポイント1:延べ床面積が近くても、費用は大きく異なる

例えば、

  • 延床面積151.53㎡の物件:築11年目で109万円、築20年目で198万円
  • 延床面積160.64㎡の物件:築12年目で271万円
  • 延床面積161.48㎡の物件築11年目で240万円

と、延べ床面積が近い物件でも、築年数や劣化状況、施工内容によって費用に大きな差があることが分かります。

ポイント2:築年数が経過するほど、費用は高くなる傾向

延床面積151.53㎡の物件では、築11年目で109万円だった費用が、築20年目には198万円に増加しています。これは、築年数が経過するほど劣化が進行し、補修箇所が増えるためです。

ポイント3:屋根や付帯工事を含む工事事例が多い

上記の事例は、すべて「屋根・屋上・足場工事などの合算」と記載されています。なぜ屋根や付帯部の塗装工事と抱き合わせになっている例が多いかと言うと、外壁塗装を行った後に、数年経ってまた屋根塗装をするよりも、っかく足場を組むのであれば、足場が必要な工事は同じタイミングで一緒にやってしまったほうがかなり節約になるということです。

繰り返しになりますが、これらの事例はあくまで一例ですので、正確な費用を知りたい場合は、必ず現地調査を含めた見積もりを取るようにしましょう。

4. アパート外壁塗装の費用内訳と見積書のチェックポイント

ここまで、費用を左右する条件や、国土交通省のデータをもとにした費用のイメージについて解説してきました。次に、外壁塗装の費用は何にかかっているのか?について、費用の内訳を詳しく見ていきましょう。また、見積書のチェックポイントも併せて解説します。

4-1. 外壁塗装費用の内訳

外壁塗装の費用は、主に以下の項目で構成されています。

費用項目内容
足場代作業員が安全に作業するための足場の設置費用
下地調整費高圧洗浄、ひび割れ補修、ケレン作業など
塗料代下塗り、中塗り、上塗りに使用する塗料の材料費
施工費(人件費)職人の手間賃
付帯部塗装費軒天、雨樋、破風板、鉄部などの塗装費用
諸経費養生費、廃材処理費、現場管理費など

※上記はあくまで目安です。業者や物件の状況によって異なります。

4-2. 見積書でチェックすべき5つのポイント

見積もりを取ったら、以下の5つのポイントを必ず確認しましょう。

ポイント1:工事項目が詳細に記載されているか

一式とだけ書かれた見積書は要注意です。例えば、「外壁塗装一式 ○○万円」とだけ書かれている場合、何にどのくらいの費用がかかっているのか分かりません。

信頼できる業者は、

  • 足場代
  • 高圧洗浄費
  • 下地調整費
  • 塗料代(下塗り、中塗り、上塗り)
  • 付帯部塗装費
  • 諸経費

など、項目ごとに明確に記載します。

ポイント2:使用する塗料のメーカー名と商品名が明記されているか

見積書に、塗料のメーカー名商品名が明記されているか確認しましょう。「シリコン塗料」とだけ書かれている場合は、具体的な商品名を尋ねてください。塗料のグレードや性能によって、耐久性や費用が大きく変わりますし、メーカーによって塗り回数も異なるため、同じフッ素塗料でもメーカーによって工賃に変動が出るのが一般的です。

ポイント3:施工面積が正確に記載されているか

施工面積が正確に記載されているか確認しましょう。「外壁塗装一式」とだけ書かれている場合は、具体的な施工面積(㎡数)を確認してください。施工面積が不明瞭な見積書は、後から追加費用が発生する可能性があります。

ポイント4:保証内容が明記されているか

外壁塗装は、施工後のアフターフォローも重要です。保証期間保証内容(どのような不具合が保証されるのか)を確認しましょう。保証内容が明記されていない見積書は要注意です。

ポイント5:追加費用の有無が明記されているか

見積書に記載されていない追加費用が発生する可能性があるか確認しましょう。

例えば、

  • 足場の設置場所が狭い場合の追加費用
  • 劣化が想定以上に進行している場合の補修費用

など、事前に確認しておくことで、後からのトラブルを避けることができます。

これらのポイントを確認することで、適正な見積もりかどうかを判断することができます。不明な点があれば、遠慮せずに業者に質問しましょう。

5. まとめ

アパート外壁塗装の費用は、物件の規模や形状、立地環境、気候条件、建物の劣化状況など、さまざまな条件によって大きく変動します。

そのため、正確な費用を知るには、物件の所在エリアで信頼できる業者に現地調査をしてもらい、見積もりを取ることが最も確実です。

さいごに

アステックペイントは、全国約3,700社の認定施工店ネットワークを持つ建築塗料メーカーです。どのエリアの物件でも、お近くの信頼できる認定施工店をご紹介し、現地調査から最適なプランのご提案まで、丁寧にサポートいたします。

「まずは費用だけでも知りたい」という方も、お気軽にご相談ください。

運営会社

株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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